2019年02月13日
四国八十八ヶ所お遍路
四国78番札所 郷照寺 阿弥陀如来
真言宗、時宗を共に信仰、厄除けのお寺です
弘法大師が42才の厄除けののため、自身の
像を彫刻し祈願しました。
時宗の開祖一遍上人により開かれた道場の
由縁から、真言宗と共に信仰しています
宗派を超えて信仰を集めるのは、四国八十八ヶ所中
唯一うだつ町を見下ろす青野山のふもとにあり
地元では (厄除けのうだつ大師) として親しまれています
大師堂では大師作の仏像は拝観可能で
地下には三万体の観音像を収めた万体観音堂があります
空海は顕教よりも密教が優れている事を論証しました
密教は即身成仏が可能で顕教とは仰ぐ仏が違うと言います
初期仏教はお釈迦さまのみ仏とされていましたが
異なる時空間で無数の菩薩が悟りを開き、
仏として存在しているという大乗仏教が登場します
阿弥陀如来や薬師如来などは、この別世界の仏
とされ、お釈迦さまの教えは発展を遂げる事になりました
これが様々な宗派が生まれた背景で、
密教においては、数多くの如来は全て大日如来の
化身とされます。お釈迦さまとて例外ではなく
全て大日如来なのだから、大日如来のといた
密教の経典こそが真理だと言われています。
Posted by SEIDO at 16:38
│四国88霊場逆打ち