2019年01月14日

四国八十八ヶ所お遍路

四国八十八ヶ所お遍路



四国71番札所 弥谷寺 千手観世音菩薩

日本三大霊場の一つで弘法大師が学んだ岩窟が残ります

弥谷寺がある弥谷山は古代より霊山として信仰されて

いました。修験者によって掘られた磨崖仏が

境内各所に残されていて、毎年3月の彼岸に行われる

お水祭りでは、水場の洞窟で霊水をかけ清めると

後世利益や現世利益になると言われています


四国八十八ヶ所お遍路




四国八十八ヶ所お遍路



獅子の岩屋では獅子が煩悩や病を払う洞窟があり

弘法大師が幼少の頃学問をしのちに密教の修行を

した場所として知られています

阿弥陀三尊磨崖仏は大師堂から本堂に向かう

石段の途中にあり 弘法大師が刻んだとされ

真言をあげると極楽往生できるとされます


四国八十八ヶ所お遍路



密教絵画史において、密教が生み出した造形は

密教美術と呼ばれ、特異な位置を占めています

お釈迦様が入滅されてからしばらくし

釈迦の神格化が始まり、実在の人間から

(真理の世界からきた超越者)

へ姿を変えていき釈迦如来像が誕生していきました

密教美術も 仏像、絵画、法具とも見る人を

感動させるものでした


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