2018年12月15日
四国八十八ヶ所お遍路
四国60番札所 横峰寺 大日如来
山岳信仰の聖地 石鎚山系に立つ 幽玄な札所です
西日本最高峰の標高1982メートルを誇り
開基は修験道の開祖 役行者で、弘法大師が42才の
厄除け祈願のために訪れました。
晩春はシャクナゲが咲き誇る花の名所としても知られています
誰の中にも大日如来は存在する
密教では大日如来が大宇宙の創造者であり
過去に存在したもの、現在存在しているもの
未来に存在するもの全てに大日如来の分身と考えています
分身である以上、万物すべての中に小宇宙があり
大日如来が存在していることになります
当然、人間一人ひとりの中にも大日如来はいます
密教の (即身成仏) とは、自身の中にいる大日如来の
存在に気付き、大宇宙の中心に鎮座している大日如来
と一体化することに他ならない。各種修行や
サンスクリット語で語る真言はその為に行われています
一般的な仏教は仏道を学んで仏になることを目標に
していて、密教は仏となることから全てが始まるのです
Posted by SEIDO at 16:28
│四国88霊場逆打ち