2018年07月30日

四国八十八ヶ所お遍路





四国20番札所 鶴林寺 地蔵菩薩

遍路ころがしと呼ばれる山道が続く鶴林寺は

難所ゆえに兵火を逃れ多くの文化財が多く残っています。

弘法大師が修業中に二羽の鶴が飛んできて

金の地蔵を運んできたのが、寺名と言われています。

お鶴さんと呼ばれ親しまれています。

文化財 三重の塔は 江戸時代末期に建てられ

各層が和層、唐層 とそれぞれ異なった建築技術が施され

ていて見応えがあります





大学を辞めた真魚は私度僧として山林での仏道修業に入り

ました。

空海の著書三教指帰は797年に執筆した日本最古の虚曲

と言われ、儒教、道教、仏教を比較し仏教が最上最善とす

る物語です

仏道修業を反対する親族に対し

自らの意思が固い事を告げる事で仏教の凄さと己の主張を

物語を託して見せたものです。

弘法大師はいつから空海と名乗ったのかは不明ですが

幼名 真魚から〜教海〜如空〜無空〜空海

唐に渡る直前には空海と名乗っていたそうです。





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