2018年07月12日

四国八十八ヶ所お遍路





四国16番札所 観音寺 千手観音菩薩

縁起によれば 聖武天皇が国分寺を建立した同年に

勅願道場として創建されました。

弘法大師が刻んだ千手観音菩薩が本尊で

脇仏に悪を調伏する不動明王 鎮護国家の毘沙門天

御本尊の霊験により 高松伊之助という 盲目の遍路が

目が見えるようになったなど、弘法大師のいましを受けた

宮崎シヨさんというお遍路の事など今も実話として語りつがれています。






弘法にも筆の誤り。 弘法筆を選ばず。など

ことわざでも知られる弘法大師空海は、真言宗を開いた

平安時代の僧侶です弘法大師は第60代醍醐天皇から

送られた諡号で空海は法名 俗名は佐伯真魚といいます

幼い頃からその才能を見せた空海は大学(律令制下の官僚育成機関)入学

山林修業を経て遣唐使として海を渡り

帰国後は唐から持ち帰った密教に基づき真言宗の開祖となりました。

共に海を渡り のちに天台宗の開祖となった 最澄と並び称される存在です





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